治療費の返還を求められた事例
事案の概要
ある皮膚病を発症した犬が、通院を続けていましたが、なかなか症状が改善しませんでした。飼い主は、別の病院の診察を受けたところ、別の病名の診断を受けました。そこで飼い主から、診察に見落としがあったのではないか、これまでの治療費を返還してほしいというクレームを受けました。
結論
治療に効果が出ない場合、飼い主の方は不満を溜めがちです。
今回は、獣医師の方が行った治療の内容や、検査結果、鑑別の理由等について説明し、医療ミスはないことを伝え、治療費の返還には応じられないと主張しました。
飼い主の方は、納得することはありませんでしたが、こちらは返金拒否の姿勢を明確にしたことが功を奏し、請求をあきらめて連絡が来ることもなくなりました。
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