給与の差押えにより未収金を回収した事例
事案の概要
ある動物病院で、猫を入院させ、治療をして、無事に退院させることができました。
しかし、飼い主は、色々と理由をつけて費用を支払おうとせず、動物病院からの電話にも出なくなりました。
そこで、弁護士が依頼を受け、未収金の回収のための手続きを取ることとなりました。
結果
まず、弁護士から、飼い主に対し、内容証明郵便で、未払いの費用を支払うように請求しました。
すると、飼い主より連絡があり、費用は分割で支払うとの申し出がありました。しかし一度も支払いはなされませんでしたので、法的手続へと進めることにしました。
裁判所に支払督促を申し立てたところ、再度、飼い主より連絡があり、分割で支払うとの申し出がありました。このときは、数千円の支払いがありましたが、支払いは一度だけであり、結局、費用の支払いがなされることはありませんでした。
その後、飼い主に対しては電話をしましたが、飼い主が電話に出ることはありませんでした。
調査を行ったところ、飼い主の勤務先が判明しましたので、債権執行を申立て、給与を差押えることができ、無事に未収金を回収することとなりました。
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